- 由緒
寛永9年藩祖政宗公大野谷地、即ち現在の新田、給人町、神取、高須賀、小舟越にわたる土地三百余町歩を開墾したが、人夫権右衛門によって発掘した金銅観音像を政宗公の命によって愛宕神社の傍に堂宇を建立し、草分観音として尊崇した。後、二代忠宗公の霊牌を納め祀った。明治のはじめ現社号に改め、明治5年村社に列せられた。昭和16年山上の社を現在の地に鎮座していた雷神社に移転し現在に至る。現在の社は平成16年氏子の西條市五郎氏が、日頃の御恵を恩恵に思い荒廃した社を改築したい旨奉替金一千万円を奉納したことに伴ない、氏子各位が賛同し奉替金を奉納し合い落成したものである。
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